ウォーキングナビの製作過程について
「”ことばの道案内”ってどうやってできるの?」と言う疑問にお答えします。大きく分けて四つの段階を経てできあがります。
1.ミーティング
毎月1~2回、定例ミーティングを開き、道案内を作る場所や手順を打ち合わせ、道案内のよりわかりやすい表現方法の検討等を行っています。
2.現地調査
道案内を作成する最寄りの駅やバス停から目的地までの道のりを、視覚しょうがい者と晴眼者が協力し合いながら調査します。現地に直接行き、どのようなルートで案内するか、距離はどのくらいか、歩行時に手掛かりになるものや危険なものはないかなどを綿密に調べます。道案内の利用者が安全に、かつ安心して目的地にたどり着けるようにするために、同じ場所を最低でも3回調査し、より正確な情報を提供できるようにしています。また、毎回調査メンバーを入れ替えることで、多様な意見を反映するように心がけています。
3.データ入力
認定NPO法人ことばの道案内オリジナルの編集ソフト「ことナビ君」を使用して、現地調査で得た情報を編集し、道案内原稿を作成します。その後、作成した原稿を音声化ソフトで読み上げ、読み方におかしなところはないかを確認します。
4.ウォーキングナビへの公開
読み上げチェックが済んだ原稿を、ことばの道案内検索サイト「ウォーキングナビ」で公開します。